水素・酸素吸入
健康効果について
水素の主な健康効果
- 活性酸素の除去&ミトコンドリアを元気にする
- 抗炎症作用
- 血流促進&血管拡張作用
- 自律神経を整える
- 抗アレルギー効果
- 筋肉疲労の回復
- 免疫力の強化
- 抗がん作用
- 創傷治癒を促す効果
- エネルギー代謝の促進作用
- 神経障害の予防と回復(神経毒性の抑制)
- 抗がん剤、放射線治療の副作用軽減
- 老化を抑制するオートおファジーの調節
- 細胞死(アポトーシス)の調節
- 精神疾患に対する効果
- 心を支える効用
- アンチエイジング
改善効果を認めた病気
- 虚血再灌流霜害 脳梗塞、心筋梗塞による心肺停止後の蘇生時など
- 自己免疫疾患 慢性関節リュウマチ、全身性エリテマトーデスなど
- アレルギー疾患 ぜんそく、アトピー性皮膚炎
- 炎症性疾患 肺炎、歯周病、潰瘍性大腸炎など
- 脳神経変性疾患 パーキンソン病、アルツハイマー型認知症など
- 生活習慣病 メタボリック症候群、糖尿病、動脈硬化、脂質代謝異常、高血圧、肥満症など
参考
水素水の健康効果(吸入にはない優れた効果)
成長ホルモンを介した健康効果
胃のグレリン受容体を活性化して脳下垂体から成長ホルモンの分泌を促します。成長ホルモンは、子供の成長に必要なもので、成人にとっても老化を防ぎ、傷の修復を助け、肝臓や筋肉、脂肪などの代謝を促して生活習慣病を予防したり、疲労回復、気分の低下を防いだりする重要な働きを持っています。そして、グレリンは消化管の運動を促進し、抗心不全、抗炎症、交感神経抑制など効果など様々な生理作用を持っています。
参考
活性酸素について
活性酸素と防御機構
私たちの生命維持に必要なエネルギーは、酸素を使って細胞内のミトコンドリアで作っています。
その際に、代謝の過程で反応性が高い(攻撃的)活性酸素に変換されることがあります。
例えば、細菌やウイルスが体内に入ってきた時には、白血球が働いてやっつけてくれていますが、その際に、白血球内のミトコンドリアが多量の酸素を使い、活性酸素を作り出して攻撃に活用する仕組みもあります。
その他、細胞間の情報伝達、排卵、受精、細胞の分化・アポトーシスなどの役割を担っています。
また、体内には、抗酸化防御機構と呼ばれる活性酸素を消去したり取り除いてくれる仕組みがあります。
臓器(肝臓、腎臓、赤血球)には抗酸化酵素があり、食事で抗酸化物質(ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、ベータカロチンなど)を摂取することでも自身の細胞を活性酸素から守ってくれています。
活性酸素の発生が抗酸化防御機構の作用を上回ってしまうと、いわゆる身体が錆びついた状態になり、様々な病気や老化を引き起こすと言われています。
活性酸素の種類
種類が多いのですが、主に下記4つを指しています。
- スーパーオキシド(O2–)
- 過酸化水素(H2O2)
- 一重項酸素(1O2)
- ヒドロキシルラジカル(・OH) ※
注目して頂きたいのはヒドロキシラジカルです。活性酸素の中で最も酸化力が強く、糖質・タンパク質・脂質などあらゆる物質と反応するもので、癌、パーキンソン病、認知症等の難病、生活習慣病、老化に関わっているとされ悪玉活性酸素と評されています。
参考
活性酸素と水素
活性酸素は菌やウイルスを除去するする善玉もありますが、水素は身体に害を及ぼす悪玉(癌、パーキンソン病、認知症等の難病、生活習慣病、老化の原因)と言われているヒドロキシラジカルのみを減らす作用があります。
そして、様々な疾患に対して効果を持つ可能性があることが示唆されています。 また、活性酸素の除去以外にも、抗炎症作用、抗アレルギー作用、エネルギー代謝促進効果など多様な効果を示すことが判ってきています。
また、日本では心肺停止後症候群に対しての水素ガス吸入量法が先進医療Bに認可(厚生労働省)されていました。コロナ禍に入り救急医療がひっ迫して臨床研究が困難で中止となりましたが、臨床試験結果の報告がありました。現在は、救急現場以外の様々な医療機関でも利用が広がってきています。
参考
- 「総説 活性酸素種と水素療法 」渡辺正仁、由留木裕子、有末伊織、藤田浩之、出田めぐみ、西井正樹、築山邦男、渡辺克哉
- 「水素吸入療法が院外心停止患者の救命および予後の改善に効果-全国の救急医療機関で実施した臨床試験結果報告-」慶應義塾大学医学部、東京歯科大学
- 令和3年度科学技術週間参加行事 講演「水素医学研究はどこまで進んでいるのか」(地独)東京都健康長寿医療センター【公式】Youtubeチャンネル
活性酸素と鍼灸
活性酸素の一つであるスーパーオキシド(super oxide)を除去するSOD(super oxide dismutase )の活性化を示唆する報告があり、鍼灸治療の効果として、全身に作用する一つに抗酸化作用を助ける可能性が考えられそうです。
参考
水素・酸素(HHO)
当院設置の機器は、一般的な水素(H2)よりも直接的に活性酸素(ヒドロキシルラジカル)に反応し、より高い効果が期待できる「水素・酸素(HHO)ガス」を67万ppmの高濃度で安定的に発生させる高性能な機器です。
また、電極板は、100%チタン製でその上にプラチナコーティングをしてあり、身体に害となるガスを発生させない作りになっています。安心してご利用ください。
水素・酸素(HHO)ガスとは
一般的な水素(H2)よりも直接的に活性酸素(ヒドロキシルラジカル)に反応し、身体に負担を掛けずにより高い効果が期待できるものです。
※一般的な水素(H2)を水素水で摂取したり、吸入したりすると、身体の中でSOD酵素を使い、2つの水素原子Hに分解させて活性酸素に結びつきます。酵素は年齢と共に減少し効果が出づらくなり、酵素が少ない状態では免疫力低下の可能性も考えられます。
当院の設置機器
株式会社レガルシィ社製 LHG-A150導入のきっかけ
水素酸素吸入療法を知ったのは、院長が自動車の運転中にダンプに追突されるもらい事故に遭ったのが切っ掛けでした。脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)になり、頭痛などの痛み、めまい、吐き気、ふらつき、健忘、思考低下、倦怠感等の症状が出てきました。医師に水素酸素吸入療法をご提案頂き、吸入後の症状改善を体感して驚きました。知識が無かったので調べたところ、まだ新しく大規模研究には至っていないもののしっかりした理論や臨床実績もあり、様々な疾病や老化への対策や予防に期待されていて導入する医療機関も多くあり、救急医療では先進医療にも入っていたことを知りました。安全性が高く効果も期待できて、多くの方々のお役に立つことと思います。ぜひご活用ください。