ノルディックウォーク
ノルディックウォークとは
ノルディックウォークとは
ノルディックウォークとはどんなものでょう?
メディアにも取り上げられていて、名前は見聞きしたことがある人もいると思います。
始まり
北欧でクロスカントリースキーのオフシーズントレーニングとして行われていたそうです。
1997年フィンランドでノルディックウォークは最も簡単で運動効率が高い全身運動と発表され、同年、フィンランドからスポーツ医科学者が来日し国内でも普及してきました。
特徴
2本のポールを使い歩行するのですが、特徴を大まかにまとめると下記のようになります。
全身運動
- 全身の筋肉の約90%を使う。(通常歩行では約55%)
- 通常歩行に比べ、エネルギー消費が約20%上がる。(ポールのつき方により、10%程度から70%程まで幅広いそうです)
- 同じペースの歩行より心拍数が約6%上がり、酸素摂取量は20%上がる。
誰でもできる
ポールのつき方によって幅広い対応ができます!
子供の歩育に!
成長期の「歩き」は後々の健康財産になります。運動不足や苦手な子でも、足趾をはじめ全身の運動ができます。
歩行が不安定な方は、リハビリや高齢者に!
両手のポールにより体重を支える面が広がり、転倒しにくい状態で歩行できます。
健康のために
定期的な有酸素運動で、循環系と代謝系の働きを高め、糖尿病や心臓病などの動脈硬化性疾患の予防に役立ちます。また、大腸癌や乳癌などを予防するとの報告もあります。
ダイエットに!
ほぼ全身の筋肉を使うので、同じペースの通常歩行よりもエネルギーを多く消費します。
トレーニングに!
始まりはクロスカントリースキーのトレーニングでした。アスリートのトレーニングにも適してますね!
コンディショニングに!
両手でポールを使って歩くことで、自然と姿勢が整います。スポーツ選手の全身バランスを整えることにも適しています。
認知症の予防に!
身体を動かしつつ思考(考える・計算する)することが認知症予防になると期待されています。ポールを使った「運動と思考を同時に」行うレクリエーションもあります。老若男女問わず、身体と頭を使って認知機能低下を防ぎましょう!
ノルディックウォークの2つのスタイル
ヨーロピアンスタイル(アグレッシブ)
ポールを身体の後につき押し出すことで推進力が増す「スポーティ」スタイルです。全身トレーニングにおすすめです。
使うポールは、斜め後方へ押すのに適した、手をポールから離せるストラップ、斜めカットのゴムになっています。
ジャパニーズスタイル(ディフェンシブ)
ポールを身体の前につく「抜群の安定」スタイルです。転倒しづらく、リハビリや運動不足解消など全ての方におすすめです。
使うポールは、前方に垂直に付くのに適した、手首を痛めないように角度の付いたグリップ、握らなくてもポールコントロールし易いストラップ、丸いゴムになっています。
やってみよう!
当院のイベント
現在お休み中です。再開しましたらお知らせします。
都内のイベント (下記ページをご覧ください)
一般社団法人 全日本ノルディック・ウォーク連盟 公認指導員No. NW13-13-4886 田村憲彦